タオル活用の術

どなたのお宅にも必ずあるタオルでできるストレッチ

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介護予防

2−1.肩と背中のストレッチ。腰の後ろ辺りで両手でタオルを持ちます。小指を、タオルの上側を通すように手首をひねってタオルを巻き込みます。
★親指と人差し指でタオルをはさみ、手の甲は正面を向く、指は下向き、というのが最初の握り方。握り方とあわせて楽しみ方を実際にゆっくり演じて解説することをお勧めします。

2−2.巻き込んだタオルをひっぱりながら、ゆっくりと胸をはります。楽に呼吸ができ、背中と肩が気持の良いところで止めます。5〜10秒数え、ゆっくりと元の姿勢に戻ります。
★真上を見る感じ!、タオルを巻き込みながら外側にひっぱるように!とコツをアドバイスします。

3−1.上腕(と体側)のストレッチ。タオルをつかんだ左手を真上にあげます。肘を楽に曲げて、タオルを背中に垂らし、右手で垂れ下がったタオルの端を握ります。

4−1.右手を下に引きながら、ゆっくりと左腕の上腕部から体側にかけてを伸ばします。楽に呼吸ができ、腕と体側が気持の良いところで止めます。

5〜10秒数え、ゆっくりと元の姿勢に戻ります。その後、腕をかえて楽しみます。
★身体の柔らかい人は、右手でタオルのできるだけ上部を握るようにすると気持がよいということをアドバイスします。

5−1.最後は太ももとふくらはぎの裏のストレッチ。床に足を伸ばして楽に座り、両手で持ったタオルを足の裏にひっかけます。

5−2.ゆっくりと膝を伸ばしながらタオルをひっぱります。楽に呼吸ができて、太ももとふくらはぎの裏が気持の良いところで止めて、5〜10秒ほど数え、ゆっくりと力を抜きます。

こんな風に使ってみたらどうでしょう

健康体操や子ども達との交流などのゲームといった身体を動かすプログラムの前後に、こんなストレッチを導入してみたらいかがでしょうか。

遊びの一口メモ

ストレッチは、じんわりと身体のそこかしこを伸ばし、コリやハリを解消する効果があると言われています。ゆっくりと時間をかけ、お年寄りに楽しみ方を理解してもらえば、自宅でのお風呂上がりなどに楽しむなど、日々の健康づくりにつながっていきます。また、タオルを補助具に使う一工夫で、既存の健康体操などが楽々悠々と楽しめるようになるなどメニューの幅が広がります。お年寄りと一緒にならではの健康づくりメニューを考えることもお勧めです。

あそびの概要・準備

身体の節々の柔軟さ、筋肉のバランスを増し、コリやハリを解消するストレッチは、激しい動作もありませんし、ゆったりと楽しめる、お年寄りにはピッタリの健康づくりのメニューです。
しかし、ストレッチ自体は、若い人というのか、運動をする人の準備体操や整理体操的に考え出されたもので、お年寄りには、少し苦しい部分もあります。そんな時に心強い味方がいます。それは、どなたのお宅にも必ずあるタオル(手ぬぐい)。タオルを補助具に使うことで、楽々悠々とストレッチを楽しめます。

進め方とコツ

1−1.まずは、首のストレッチ。タオルを両耳をおおうように頭の後ろに回して、顔の前で両端を両手で握り弛みがないように軽くひっぱります。

1−2.ゆっくりとタオルで頭を下にひっぱります。楽に呼吸ができ、ボンノクボ辺りが気持の良いところで止めます。10〜20秒数え、ゆっくりと元の姿勢に戻ります。
★4つゆっくりと数を数えながら、ボンノクボあたりが気持ちよくなるまで徐々にタオルをひっぱっていくようにします。

1−3.ゆっくりと数を数えながら、今度は、タオルで頭を左斜め下にひっぱります。楽に呼吸ができ、右側の首筋が気持の良いところで止めます。10〜20秒数え、ゆっくりと元の姿勢に戻ります。

1−4.今度は右斜め下に頭をひっぱり、左の時と同じように楽しみます。
★1〜4まで共通で、4つゆっくりと数を数えながら曲げていき、気持の良いところで10〜20秒数えた後で、また4つゆっくりと数を数えながら元の姿勢に戻ります。
★最初に見本を見せながら解説することをお勧めします。