毬杖(ぎっちょう) - なつかし遊び

1月の遊戯として、平安末期から江戸初期にかけて流行した遊び。

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子ども・親子

競技ルール

  • 対戦は前後半各5分 合計10分
  • 打ち込まれた玉を止めた位置から相手に打ち返す。ドリブルやパスはしない。
  • セーフティーゾーンに入って玉を打ってはいけない。
  • セーフティーゾーンで玉が止まった場合は、センターポイント(SP)からスタートする。
  • 腰の高さよりスティックを高く振り上げてはいけない。
  • 次の場合は相手ボールでセンターポイントから再スタート。
    →自陣で触ったボールが自陣のサイドラインを超えた場合
    →打ったボールが相手コートに届かない場合
    →得点が入った後の再スタート
毬杖の歴史

古く中央アジアに始まって、中国を経て日本に伝わった競技に打毬(だきゅう)と呼ぶものがありました。各10人ずつの2組に分かれ、場内にまいてある20個の毬を毬杖(ぎっちょう)と呼ぶ杖ですくい打って、毬門(きゅうもん)と呼ぶゴールに数多く入れた方を勝ちとするものでした。多くは騎馬で行われました。

平安時代中期頃には打毬を遊戯化した競技が派生し、これをギッチョウと呼びました。打毬に用いる杖の「毬杖」の音をそのまま遊戯の呼称としたもので、「毬打」とも書きます。『年中行事絵巻』(原本は平安時代末期)に、街頭の広場で子どもと大人とが混ざって、木槌のような毬杖で輪状の玉を打って遊ぶさまが描かれています。鳥羽僧正の作といわれる『鳥獣戯画』(平安末期~鎌倉初期)などにも同様な画が残されています。

あそびの概要・準備

正月の遊戯として、平安末期から江戸初期にかけて流行した遊び。しかし、近世以降は次第に行われなくなりました。でもその形は、何かに似ているような気がしませんか?

遊び方

ここでは、福島県文化財センター白河館まほろんで楽しまれている毬杖のルールをご紹介します。遊び方はさまざまにアレンジが可能。メンバーのレベルに合わせて楽しみましょう。

敵・味方の2組がセンターラインをはさんで向かい合い、一方が玉を打ち転がすのを、他方はスティックで受け止め、その場から打ち返す。打った球が止められずに、エンドラインを越えたら得点とする。

必要な用具

  • スティック(木の枝を削ったもの)
  • 玉:犬用のおもちゃボール(ヘチマボールなど)
 
人数

3人対3人